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前回まで掲載していた「少しの間」は歌と人との或る出会いを描いたものです。そしてインターネット等で多くのことが検索出来るが故に音楽を先ずは「情報」で「理解」しようとする現代の風潮を皮肉った意味合いも込めて描きました。私自身これらの「情報」では得られない「勘違い」や「間違い」、そして「思い込み」を含めたリアルな出会い、音楽と人とが持つ「繋がり」を描きたかったのかもしれません。
その為、私の作った曲では無く、敢えてブライアン・ウイルソンという著名なミュージシャンが作った楽曲を劇中歌として挿入したことには意義があったと思います。しかし、このエピソードを描き終えた時点で私は更なる衝動に駆られてしまったのです。 それは私がこれまで当ブログに描いてきたそれぞれのエピソードに関して改めて音楽を制作する、という行為でした。「惑星放送局」でも当ブログのテーマとなる楽曲を既に発表はしているのですが、これらはあくまで各々の曲が独立した形でアレンジが施されており、物語の連なりに沿ったサウンドとは又異なるものだと云わざるを得ません。通常の劇伴では映像とシンクロさせる為にパンチに合わせたりして演奏をするのですが、当ブログはフィルムでは無いので現在制作しているものは「サウンドトラック」と称するよりも「音楽劇」、若しくは「組曲」といったものに近くなるかもしれません。ですが、私はどうしてもその作業を試みたくなってしまったのです。 現在制作しているアルバムは当ブログの最初の記事である「はじまりのハジマリ」から「アンダンテの森」までのストーリーの劇伴となります。今後はこの「サウンドトラック盤」製作レポートなど、お伝えしていこうかと思っています。 私がよく聴いていたサウンドトラック盤の幾つかをご紹介しましょう。 ①映画名曲ベスト18 本屋で購入した盤、490円也。この値段から想像されるように、曲によってはアナログ盤かフィルムからのダビングと思われるものも。しかしそれだけに選曲は有名なミュージカル映画を網羅しており、貧乏な私にとっては結構ありがたかったです。 ②ハロルド・アーレン/虹の彼方に 「オズの魔法使」の音楽を担当したことで知られるアーレンのドキュメント。DVD。これもCD屋で叩き売り価格にて購入。アーレンの映像を収めたものは珍しくトニー・ベネットやキャブ・キャロウェイなどのパフォーマンスも楽しめます。現在は残念ながら多分絶版。装丁は映画に造詣が深いことでも知られる和田誠さん。 (「オズの魔法使」に関してはオーディオ面も充実していることからワーナーから出ているDVDをお薦めします。) ③惑星ソラリス 1972年ソ連、アンドレイ・タルコフスキー監督による映画のサントラ。スタンリー・キューブリックが「2001年宇宙の旅」でシュトラウスの曲を用いたのに対してタルコフスキーはバッハのコラール前奏曲を実に印象深く導入。因みにこの両者の曲を音の魔術師、冨田勲さんは「宇宙幻想」というアルバムで演奏しています(冨田さんの作った曲に関しては次号でご紹介したいと思います)。 以前北山にあったラジオ局、京都アルファ・ステーションの向かいのCD屋で購入。場所のせいか、当時はこうした不思議な盤が幾つか置いてあり、ジャケットを眺めるだけでも楽しかったなぁ。 ④チップマンクス/チップマンクス・ショウ デヴィット・セヴィルが紡ぎ出した、夢のように楽しい世界。先ずレコードで作られたシマリス三人組のキャラクターが後にアニメーション化されるという通常とは逆の経緯が。幼少の頃にこのアルバム(写真はCDですが、ジャケットは同じもので"The Alvin Show"というアナログ盤を持っていました)を寝る前に聴きながら、ワクワクしていました。とにかく音楽が良くて、特に当時公開された映画"Doctor Dolittle"の音楽をカバーしたアルバムはオリジナルを凌ぐ出来。これが私にとっては最たる名盤なのですが、CDは出されてはいないようです。 この「チップマンクス・ショウ」はベスト盤で、その"Doctor Dolittle"からもタイトル曲が収められているのですが、残念ながらこのCDも現在は入手困難。 ⑤チキ・チキ・バン・バン オリジナル・サウンド・トラック 1960~70年代頃のディズニーからラッシー、そしてピーナッツのアニメに至るまで音楽を手掛けていたシャーマン兄弟の余りにも有名な作品であり、間違いなく彼らを代表する傑作。タイトル曲ばかりでなく"You Two"、"Truly Scrumptious"等、やはりシャーマン兄弟らしく「言葉」の遊び心をくすぐるチャーミングな曲もズラリ。私は特に"Lovely Lonely Man"という曲が好きで、ヒロインが歌うこの場面をビデオで何度巻き返して観たことか。決して派手なシーンではないのですが、キャメラがゆっくり降りてくる下りが、まるで音楽と映像がダンスをしている様で本当に魅惑的だったのです。 この他にもディズニーの「ピノキオ」やTVシリーズ「Mr.ロジャース」や「セサミ・ストリート」等、ご紹介したいサントラはまだまだあるのですが、それらの盤はすべて幼少期の頃親に買ってもらったアナログ盤であるが故、実家に保管しているのです。アナログ盤を持ち運ぶことはなかなか大変なので、私は何処に住むのにもこれらのレコードをダビングしたカセットテープを持って行くのです。ビデオやDVDの無かった時代に、これらの音楽を夜な夜な聴いては頭の中で繰り広げられた、あの世界は私にとって、やはり何とも素敵に感じられたのです。 さて、次回は日本のアニメーションを中心としたサントラ盤で私が刺激を受けたものを何点かご紹介することにしましょう。
by luigishio
| 2008-06-30 03:20
| 本・映画等
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